北海道で8月から導入
08年度には環境省が実施している環境事業「エコ・アクション・ポイント」のモデル事業に指定された。09年度まで助成金を受けられ、通貨やパンフレットなどの制作費のほか、加盟商店街を増やすための資金にあてられている。
埼玉・川口の並木商店街は、09年4月から導入した。
「これまでは商品を買っていただいたお客さまに、ありがとうといって終わっていました。それが通貨を渡すことで会話がはずむようになりました」
というのは川口支局事務局の副支部長。
今のところ経済効果はそれほどでもないというが、地域の交流が活発になっているので今後に期待できそうだ。
加盟しているのは30店舗ほど。話題になっているのをみて新たに参加したいという声も上がっている。
アトム通貨実行委員会が6月24日に説明会を開催したところ、北海道、熊本、山形、福島、徳島など6カ所の商店街関係者が集まった。
すでに北海道の商店街が8月中旬に導入が決まっているほか、他の地域でも前向きに検討している。