総理がダメでも、閣僚を狙っている?
08年10月に中山成彬前国土交通相が衆院選不出馬を表明した際、自民党から出馬を打診されその気になったのだという。しかし、県民の批判で出馬はあきらめたが、実はその時、大臣の椅子を要求したと聞いていると、話した。国会議員1年生では影響力が持てないため、ある程度の地位が欲しい。今回の東国原知事の狙いは、最初に総理総裁の地位を要求し、下がっても大臣、もしくは閣僚と「高止まり」を狙っている可能性がある、とも解説した。
よみうりテレビ系情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」では、森本敏拓殖大学大学院教授が、「東国原知事が話している事は正論」としたうえで、どうしても国政で自分の政策を実現したいなら、
「自民党が(東国原知事の要求を)蹴っ飛ばしたら、自民党を蹴飛ばして民主党で出る、という方法もある」
と、話した。
テレビ番組の街角アンケートなどでは東国原知事が総裁にふさわしい、という声が多い。もっとも反発も強い。
「ヤフー!リサーチ」は、「東国原氏は自民党総裁にふさわしい?」というアンケートを09年6月23日から実施。6月24日午後6時30分の時点で、67638 の投票があり、「ふさわしい」が30%、「ふさわしくない」62%、「その他」10%になっている。コメントには、
「今までの歴代総理に比べても、これからの期待度でも東国原氏が相応しいとは思うが、自民党にこだわる必要があるのでしょうかね?」
「1期も終わらないうちの鞍替えはおかしい。宮崎県民を馬鹿にしている」
「既存の政治家のようなしがらみがない分、国民全体の幸福に寄与できると思います」
「自民党もなかなかどうして。現閣僚のハゲを担ぐのかと思ったら、こっちのハゲだったとは」
などが書き込まれている。