森口博子デビュー曲「ニコ動」トップ ガンダム30周年大盛り上がり

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   「機動戦士ガンダム」がテレビ放送開始から今年で30周年を迎える。記念グッズが販売され、東京、大阪、名古屋で大規模なイベントが予定されている。そうした中で、投稿動画サイト「ニコニコ動画」では森口博子さんの24年前のデビュー曲の閲覧数がトップになり、東京・お台場で作られている全長18メートルの「実物大ガンダム」をめぐってデマが駆け巡るなど大盛り上がりをみせている。

「落雷、炎上 ガンダムの頭無くなる」!?

「お台場の『実物大ガンダム』は無事だった」
「お台場の『実物大ガンダム』は無事だった」
「どこに書けば良いか分からないからここに書く。お台場のガンダムに雷が落ちて、ガンダムが燃えとるw」

   そんな書き込みが掲示板「2ちゃんねる」に出たのは2009年6月16日の22時30分頃。この日の夜、東京は激しい雷雨に見舞われた。全長18メートルとアニメの設定通りに作られている「ガンダム」はほぼ完成している。鉄骨と強化プラスチック製で、見晴らしの良い場所に立てられているため、雷が落ちる可能性がないとはいえない。

   約1時間後、「2ちゃん」に「お台場のガンダムに落雷、炎上 ガンダムの頭無くなる」というスレが立ち、「避雷針として人々を救ったのか?」「マジならガチで伝説だなw」「落雷したのなら動き出さないと駄目だろう」など、30分程で1000ものカキコミが殺到した。多くの人は「釣りネタ」だと分かっていたが、アニメには「ガンダム」の顔の部分が破壊されるシーンがあり、オープニングテーマ曲は「燃え上がれ」の歌詞が繰り返されることを思い出した人もいて、「いい釣りスレだった 一瞬幸せになれた」などと盛り上がっていた。

   この「実物大ガンダム」は、テレビ放映30周年記念と、都市緑化推進イベント「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト」の一環として制作されているもので、国内だけでなく海外のファンからも熱い注目を集めている。イベント終了の09年8月31日まで展示される予定になっている。ちなみに落雷があった場合にどうなるのか、制作している乃村工藝社に問い合わせてみたところ、「避雷針を付けているため大丈夫」だということだった。

   ガンダム30周年ではプラモデルやゲーム、パチンコ台の新作や、過去に制作されたアニメ映画が映画館でリバイバル上映される。東京、大阪、名古屋でこの夏に大きなイベントも開催される。連日メディアはそれらの告知を続けていて、「ガンダム」に興味の無かった人や、以前にファンだった人の関心まで集めているようだ。

「初めて聞いたがいいねぇ」

   一方、投稿動画サイト「ニコニコ動画」で09年6月15日の週からデイリーランキングのトップになっているのはタレントの森口博子さんの歌。これまで20万回近く閲覧され、コメントも2万5000も付いている。森口さんのデビュー曲は「機動戦士Zガンダム」のオープニング曲「水の星へ愛をこめて」。24年前のことになる。また、91年に公開されたアニメ映画「機動戦士ガンダムF91」では、「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」を歌っている。

   「ニコニコ動画」に「森口博子 - ガンダム関連2曲」と題してこの2曲のライブがアップされたのは09年5月30日。「曲を聴いて泣いてしまった」「初めて聞いたがいいねぇ」「マジでもっと歌ってくれ、絶対もったいない」というコメントが付いている。森口さんが「ガンダム」の曲を歌っていることを知らなかった人や、思い出の曲と思っていた人が書いたものらしい。

姉妹サイト