「現在、事実関係について確認中」
「enterbrain.ne.jp」は、「週刊ファミ通」などのゲーム系雑誌・書籍を出版している、エンターブレイン(東京都千代田区)に割り当てられており、問題の書き込みは、同社のネットワークから行われていた可能性が高い。
ゲーム関連出版社がゲーム会社の社員を中傷するという異例の事態に、スレッド上でも、
「ファミ痛もう買わね」
「エンターブレインのひと ひどい・・・」
などと波紋が広がっている。
エンターブレインの広報部では、
「現在、事実関係について確認中です。仮に(書き込みが)事実であれば、社内規程に基づいて処分が行われる可能性はありますが、特に調査結果などを公表する予定はありません」
としている。
企業から2ちゃんねるに書き込みを行って問題化した事例としては、09年3月、朝日新聞社の社員が被差別部落への差別を助長するような書き込みをし、同社が謝罪したケースなどがある。このケースでも、今回のエンターブレインのケースと同様、書き込みが「荒らし」と判断されたことから、書き込みが同社のネットワークから行われていたことが公表され、問題が発覚した。