民主・鳩山氏が麻生首相に大差
一方、読売新聞社の調査でも、内閣支持率は22.9%と20%台ではあるものの、1週間前(6月5~7日)に行われた調査の29.5%からは6ポイント以上下落した。鳩山前総務相更迭に関しても「必要なかった」とするのが65%で、西川善文社長続投に「納得できない」が67%だった。郵政問題での麻生首相の対応が支持されていないことが浮かび上がり「西川社長の責任問題が再燃する可能性もある」としている。
「麻生首相と鳩山民主党代表のどちらが首相にふさわしいか」という質問には、鳩山氏が46%で、前回の44%を上回った。政党支持率は、民主29.2%で、25%だった自民を逆転した。
共同通信社の調べでは、内閣支持率は17.5%。5月の前回調査から8.7ポイント下落した。不支持率は70.6%だった。支持率が10%台にまで落ち込んだことで、「与党内で『麻生降ろし』が再燃する可能性もある」としている。鳩山前総務相更迭に関しては「評価する」は17.5%で、「評価しない」は74.8%だった。
また、「どちらが首相にふさわしいか」という質問では、鳩山氏が50.4%で、麻生首相の21.5%に大差をつけた。「望ましい政権の枠組み」でも、「民主中心」が35.9%で、「自民中心」が14.9%となっている。