マックが新たな「強者連合」 今度は「DS」とコラボ

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

原田・岩田両社長が会見

発表会では、子どもたちが新サービスのデモを披露した
発表会では、子どもたちが新サービスのデモを披露した

   東京・港区の東京ミッドタウンで行われた記者発表会では、マクドナルドの原田泳幸社長が

「今回のサービスは、これまで店舗及びサービス展開のコンセプトにしてきた『Super convenience(顧客にとって非常に便利なこと)』と『Fun place to go(行って楽しい場所)』の両方の要素を兼ね備えたもの」

とした上で、

「『マックでDS』の展開で外食産業の新しい歴史が始まる」

と、サービス展開への自信を見せた。

   「DS」は、日本国内でも2600万台以上を売り上げており、同社の事実上の主力商品。任天堂の岩田聡社長は、09年4月9日に東京・有楽町の外国特派員協会で開いた会見で、

「現在は、1つのDSを複数の人で共有しているケースが多い。今後は『1家に1台』から『1人に1台』を目指したい」、「DSをどこでも使えるようにしてゆきたい」

と、さらに攻勢を強めたい考えを明らかにしたばかりだ。

   今回の発表では、この方向性が一つ具体化した形で、発表会に登壇した岩田社長も

「07年秋頃から(マクドナルドとの)協業の可能性を模索してきた。このサービスを機会に、DSを外に持ち出す・持ち歩いていただき、『外でもDSを持っていると、いいことがある』という状態を目指したい。1人でも多くのお客様が(マック)店舗に足を運んでくれれば」

と意気込みを語っていた。

   一方、原田社長によると、中長期的には、全店舗でのサービス展開を目指したい考えだ。

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