太田光は「殺害予告」に恐怖していた?
杏野さんへの殺害予告は「再犯」になるわけで、「2ちゃん」では「通報しろ!」「お前、これで逮捕されたら2回目だと言う事を忘れるなよ。初犯の時とは印象違うぞ」などの非難が相次いだ。その後も別のスレに現れては、自分を非難する「2ちゃねらー」に対し「殺す!」といった書き込みを繰り返した。「2ちゃん」では、なぜ「パンツ」は殺害予告をするのかや、どんな人物なのか、逮捕された際にどんな取り調べを受けたのか、といった疑問が出た。「パンツ」はそれらに自発的に答えている。
なぜ殺害予告をするかについて、
「罪だと思ってないもん 掲示板に有名人を殺すと書くのは悪い事ですか?」
「『殺すぞ』『ハイ逮捕』これになんの意味があると言うのか 馬鹿らしい」
「2chに書くと言うことは少なくとも『第三者に見せる』という事が重視されているわけで そこで警察が出てくると言うのがユーモラスなんだよな」
などと書いている。
逮捕され前回取り調べを受けた様子も明かしている。「パンツ」が「太田は本当に怖かったんですかね?」 と訊くと「怖かったんだよ!太田は怖かったんだよ!」 と言ったそうだ。有名人を脅迫する場合は直接事務所に対して行うのが普通だと「パンツ」は思っていて、警察の解釈には首をひねった、と書いている。警察の聴取にはハイハイと答えた。供述書はハイスピードで作成され、同房の囚人に「早かったね」と感心されたのだそうだ。だたし、それは警察に協力しただけで、尻尾を振って詫びたわけではない、とし、
「俺が国家権力ごときに屈する男だと思うか?」
と挑戦的な言葉を投げつけている。