国内で営業する損害保険42社(国内27社、外国15社)の2008年度末の損保代理店数は、合計で21万7864店となり、07年度末と比べて1万7982店(7.6%)減少した。日本損害保険協会が2009年6月10日に発表した。減少は10年連続で、損保各社が顧客サービスの改善などを目的に代理店を整理していることが影響している。
一方、損害保険の販売を手がける募集従事者数は、08年度末に215万4962人で、前年度末に比べて7501人(0.3%)増えた。8年連続の増加。背景には保険商品の銀行窓販の解禁にともなって保険を取り扱う銀行員が増えていることがある。
しかし、ここ2年間に10万人超の増加を続けてきた募集従事者も、08年度は頭打ちの兆しが見えてきた。