借り入れ限度額を規制する改正貸金業法が2010年6月まで完全施行されるが、消費者金融を利用している人の中で、借入金が年収の3分の一以上になっているのは全体の44%だった。このうち、「債務者一人が借りられる金額は年収の三分の一以内」という「総量規制」を「知らない」人は8割いた。日本貸金業協会が現在消費者金融を利用している20歳以上の消費者に、08年11 月21 日から12 月2 日にかけインターネット調査した。新たな借入ができなくなった場合は、「生活費を切り詰める」(47%)「アルバイト等により収入を増やす」(18%)「ヤミ金融等非正規業者から借りる」(2%)などと回答した。