DVDやゲームのコピー販売で逮捕されるケースが相次ぐ
個人による違法販売なのか、組織的なものなのかはわからないが、自分の名前と高校の名前を出して販売していたことからみると、違法という認識が薄かったとも考えられる。こうしたコピーは立派な犯罪で、このところ市販のDVDやゲームをコピーして販売し、逮捕されるケースが相次いでいる。
09年5月28日には東京都八王子市の男性(30)が、インターネットで買ったわいせつDVDをコピーし、ネットオークションで販売し逮捕された。滋賀県大津市の女性(29)は、09年2月から3月にかけ、エクササイズDVDなど計30枚を自宅のパソコンで複製。ネットオークションで8割引きの価格で発売し逮捕された。
また、09年3月には、「ヤフーオークション」に主婦と思われる人物が、携帯ゲーム機「PSP」を出品。付属としてゲームソフト8本がコピーされているメモリースティックを付けたことから、ネットでは違法行為だと騒動になった。出品者に対し「逮捕されますよ」というコメントも出たたが、この人物は「なぜ逮捕されるのか?」と腑に落ちない返事を返していて、著作権法違反の知識が無いことにネットでは驚きが広がっていた。