新型インフルエンザの感染者を出していた兵庫県立神戸高校(神戸市灘区)と兵庫高校(同市長田区)の休校措置が5月30日午前、解除になった。休校期間は約2週間に及んだ。
神戸高校では、検疫段階を除き、国内初の感染(男子生徒)を5月16日に確認。生徒17人の感染が明らかになっており、一方の兵庫高校でも生徒43人の感染が確認されていた。現在は、感染した両校の生徒全員が治癒している。
この日、神戸高校では6月1日の授業再開を前に生徒らが登校。足高教頭は、J-CASTニュースの取材に「生徒たちは2週間の休校措置があけてとても喜んでいます。学校側からは、各ホームルームや校内放送を通じて、今後の注意事項などについて話をした」と語っている。