デロイトトーマツコンサルティングは2009年5月28日、世界5か国(日本・米国・英国・ドイツ・ブラジル)における消費者のメディア・娯楽・情報との関わりについての調査「メディア・デモクラシーの現状調査について」の結果を発表した。「インターネットの主な利用目的」としてソーシャルネットワーキング(SNS)活動を挙げる人の割合は、日本が36%と、世界5か国中最も低い結果となった。
その他、日本人の「インターネットの主な利用目的」としては、「オーディオチャット、インターネット回線利用による電話」が18%、「PCビデオカメラを使用」が16%と、コミュニケーション手段としての利用は総じて低い結果となっている。それに対し、回答が多かったのは「検索エンジンやポータルサイトの使用」が90%、「個人的な興味・関心についての情報収集」88%、「商品購入」85%と続いている。