初心者向けから、マニアックなものまでそろう
東京の風俗街といえば新宿、池袋、渋谷を浮かべる人が多いが、実は、五反田は戦後間もなくから「南の池袋」と称されるほど風俗が盛んだった。
性風俗に詳しいジャーナリストはこう話す。70年代以降はピンクキャバレーで盛り上がったが、80年代、90年代とソープランド、ホテトルが有名になった。さらにここ10年はSM店、イメクラ、デリヘルのメッカに成長。それも、
「初心者向けから、マニアックなものまで勢揃いしている」
ということだ。風俗店が集中し、店のサービス合戦も激しく、新しいサービスの開発や、女性従業員の質の向上に結びついているのだそうだ。
さらに、有名人が行きやすい理由もあるというのだ。交通の便が非常いいことに加え、五反田はオフィス街で夜間人口は少なく、新宿や池袋に比べれば街の照明は格段に暗い。有名人が夜に歩いていてもなかなか見つからない、という理由があるという。
「こういう街の作りですから、こっそり、というのがあっても不思議はありません」