新型インフル国内感染でも授業続行 早大・日大が方針転換

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「強毒性ではなさそう」で方針転換

   日大も同様で、5月7日の発表で、

「臨時休校の措置については、国内における発生状況、地域性を考慮した上で対応を検討し、その開始日を含めて本部から通知する」

と、方針転換をしている。同大の広報課では

「大型連休に突入すると、学生と連絡が取りにくくなるので、急いで告知を出しました。ただ、大型連休明けに再検討した際、厚生労働省も『どうやら弱毒性らしい』と言っているらしいことや、日本大学は全国各地にキャンパスがあるので、『出来るだけ教育に支障がでないように、柔軟性を持って対応する』ということになりました」

と経緯を明かす。「強毒性ではなさそうだということが分かった」という経緯は早大と同じだが、日大は福島県郡山市、神奈川県藤沢市、静岡県三島市など各地にキャンパスが散らばっているので、「全国一律の対応を取るのは現実的ではない」という、日大独特の事情も影響している様子だ。

   早大生からは

「休講になると思っていたのに残念」

といった声もあがるが、両校では、

「今後も、報道などを見ながら、随時対応していきます」

と、警戒を続けていきたい考えだ。

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