ゼロ金利導入の速水優元日銀総裁が死去

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   景気低迷の中で世界でも例のないゼロ金利政策や量的緩和政策を導入した元日銀総裁の速水優氏が、2009年5月16日未明に死去したことが分かった。84歳だった。

   速水氏は、1998年3月から2003年3月まで日銀総裁を務め、日本長期信用銀行(現新生銀行)などの破綻が続く中で、99年2月にゼロ金利政策を採用した。2000年8月にいったん解除したが、その後はデフレの中で、01年3月に量的緩和政策を導入した。

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