吉野家が沖縄で試験販売 「牛丼バーガー」ナゾの正体

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   「佐世保バーガー」をはじめとする「ご当地バーガー」に注目が集まるなか、吉野家が沖縄県で「牛丼バーガー」なるものの試験販売を始めた。いわゆる「ライスバーガー」の一種らしいが、早くも話題になっている。

「モスバーガー」の定番メニューに対抗?

   話題になっているのは、4月17日に沖縄県内の4店舗で試験販売が始まった「牛丼バーガー」。「具」は、牛丼でおなじみの肉やタマネギに、県内限定メニューとして人気の「タコライス」に含まれている千切りのレタスを加えたもの。この具を、牛丼のつゆが染みこんだライスを固めたもので挟み込んだ。いわゆる「ライスバーガー」の一種で、価格は330円。

   県内で「吉野家」店舗を運営する沖縄吉野家(浦添市)では、

「試験販売中なので、積極的に広報をしている訳ではないのですが…」

としながらも、

「何か目新しいものを作りたかったんです。特に、ハンバーガー店のドライブスルーのような、『車に乗っていても食べられるもの』を目指しました」

と、開発の経緯を明かす。ライスバーガーと言えば、「モスバーガー」での定番メニューでもある。「ファストフード店に出来るのなら牛丼屋でも」と、対抗意識を燃やした可能性もありそうだ。

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