銀行の貸出残高4月末は4.1%増加 大企業の資金需要根強く

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   全国銀行(122行)の2009年4月末の貸出残高は430兆9745億円で、前年同月比4.1%増加した。全国銀行協会が2009年5月12日に発表した。

   なかでも、都市銀行(みずほ、三菱東京UFJ、三井住友、りそな、みずほコーポレート、埼玉りそな)は194兆305億円で同5.1%、信託銀行(三菱UFJ、みずほ、住友、中央三井、中央三井アセット、野村)が32兆2369億円で同6.8%と増やした。大手企業からの資金需要が根強く、高い伸びにつながっている。

   地方銀行(64行)は同4.1%増の153兆3353億円、第二地銀(44行)は1.6%増の43兆2814億円だった。

   一方、日本銀行が5月13日に発表した4月の貸出・資金吸収動向等(速報)によると、全国銀行の貸出残高(月中の平均残高)は前年同月比3.6%増の407兆2086億円だった。

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