メディアの反応はイマイチ?
・「彼女は自ら命を絶ちました」
中山さんが歌手デビューした翌年(1986年)に、姉的存在としても慕っていた2つ年上のモデルが自殺した。生前、彼女には恋人がいて幸せそうだっただけに、誰かに「別れなさい」と言われて自殺したのではないか、と思ったそうだ。
これをきっかけに自身は「自由な恋愛をしよう」と決意、「誰にも止めることができない自由な魂で結婚をしました」と結んでいる。
女優、歌手として活躍していた中山さんは2002年に作家の辻仁成さんと結婚、男児を出産した。結婚後は仏パリで暮らしている。
CMや試写会に登場する程度だったが、09年中に公開予定の辻さん原作映画で主演を務め、これを機に女優として本格復帰するともみられている。
そのタイミングを狙った書籍化だったと推測できるが、ネットニュースで取り上げられている程度でメディアの反応はイマイチだ。
芸能関係に詳しい業界関係者は、
「中山さんの結婚を快く思っていない関係者は多く、バックアップがなかったのではないか。また、出版社側は売れると踏んで悲惨なエピソードを付け加えたのでしょうが、暴露本が売れたというのは昔の話。不況下で不幸な話題よりも、幸せな生活を自慢した方が売れるんじゃないか」
と話している。