「生き方の本質がロックだった」 忌野清志郎さんの魅力

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サンボマスター山口隆「喪失感でいっぱい」

   ロックバンド「サンボマスター」のボーカル・山口隆さん(33)も同日のブログで、「僕は少年時代から忌野清志郎さんの音楽が大好きだ」と書いている。山口さんにとって、忌野さんはソロになってからの方が身近だったという。

「特に当時テレビドラマの主題歌だった『サラリーマン』という曲は強烈に好きだ」「上京した頃、僕はこの曲をずっと聴いてる事が多かった。思い返すと、自分が上京して親元を離れいよいよ大人に近づいていくことへのぼんやりした不安を、この歌が埋めてくれていたからだと思う」「そして今でもこの曲は僕の中にあるぼんやりした不安を埋めてくれている」

   山口さんはいま、喪失感でいっぱいなのだとこぼす。だが、音楽は残って、色あせない――忌野清志郎さんの音楽は残るんだとも記している。

   20代、30代のユーザーが多いインターネットのブログやソーシャルブックマークでも、忌野さんの死は大きな話題となった。「はてなブックマーク」では各メディアの記事にたくさんのブックマークがつき、哀悼コメントが捧げられた。ブログで多く語られているキーワードを紹介するサイト「kizasi.jp」でも、ランキング上位に忌野さん関連のワードが並び、SNS「mixi」のキーワードランキングも1位だった。mixiユーザーの日記には、

「あんなカッコイイ人が!ロックンローラーが!清志郎さんが!すごい素敵な人やったなぁ 」
「もう一度生きた清志郎さんの歌声を聴きたかったですが残念です」
「あぁ...死んでしまった...CDを聴きながらいろんなことが思い出されて涙が止まりません... 」

といったコメントが多数書き込まれ、忌野さんの代表曲『雨上がりの夜空に』『ヒッピーに捧ぐ』のYouTube動画を貼り付けている人も見られた。

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