西川峰子、紀香、祐実も離婚・・・ 「格差婚」が壊れるとき

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   女優の藤原紀香さんに続いて、歌手で女優の西川峰子さん(50)が「格差婚」にピリオドを打った。収入や地位が女性の方が上である「格差婚」は、芸能界ではなかなかうまくいかないようだ。もっとも、大手結婚情報サービスによると、経済的に自立したアラフォー女性の多くが、格差婚を選ぶ傾向にあるという。格差婚が壊れるのは、どんな時なのだろうか。

仕事を続けたいアラフォー女性は、結果的に格差婚

   歌手で女優の西川峰子さんが、夫で会社員の村上隆さん(44)との離婚問題が決着し、2009年4月28日、都内で記者会見した。

   離婚は村上さんの浮気が原因だったという。07年11月に発覚し、弁護士に相談して調停に踏み切り、08年12月26日に離婚が正式に成立。財産問題などの話し合いが長引いていたが、数日前に決着したという。

   2人が結婚したのは01年で、当初から生活費はすべて西川さんが出していた。村上さんは都内の居酒屋の経営を任されていたというが、経済的には「養ってもらう」関係だったらしい。

   格差婚と言えば、女優の藤原紀香さん(37)がお笑い芸人の陣内智則さん(35)と2年にわたる結婚生活に09年3月、ピリオドを打ったことが記憶に新しい。こちらも夫の浮気が離婚のきっかけになった。

   女優の安達祐実さん(27)とお笑い芸人の井戸田潤さん(36)は結婚後すぐに1児をもうけ、3年の結婚生活を送ったが、夫の浮気が発端になり09年1月に離婚。宮崎県知事の東国原英夫さんも、タレント時代に結婚した女優のかとうかず子さんと06年に離婚している。

   経済的に自立した女性が格差婚を選ぶのは、芸能界に限ったことではない。

   大手結婚情報サービスのオーネットで、2年前からアラフォー女性の入会者が増えている。アラフォー女性も最初は自分より年収が上の男性を希望するが、結果的に年下で年収が少ない男性を選び、格差カップルになるケースが意外と多いようだ。

「年収が多い男性ほど専業主婦を希望するため、仕事を続けたいアラフォー女性とうまくマッチングしません。女性が年収の次に結婚に望むことは、一緒にいて楽しいとか、うれしいといった精神的な安定で、この場合は年下でも気にならないようです」(広報担当者)
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