ゴールデンウィークを返上して増産
例年では売れない時期に急に売れ出したので、ゴールデンウィークを返上するなどして増産することを決めたメーカーもある。
顔にフィットする立体タイプのマスクを発売しているユニチャームは、4月28日から生産ラインをフル稼働している。ゴールデンウィークも休みなしだ。
「例年は花粉症が終息し、マスクの生産は閑散期に入りますが、冬場のピーク時と同じか、上回る量の生産をかけています。急なことなので現場は大変だと思います」(広報担当者)
3次元タイプのマスクを出している興和も、
「欠品してお客さまにご迷惑がかからないよう、ゴールデンウィーク中も増産体制を敷いています」
としている。
1枚2500円以上するマスクも売れているそうだ。
抗ウイルス鉱物ドロマイトをフィルター部分に吹き付けることで高い抗菌効果がある「バリエール」は、50枚入りで1万2600円。4月28日からカラダファクトリーが一般向け販売をしたところ注文が相次ぎ、既に品薄状態だ。