週刊新潮の「朝日新聞阪神支局襲撃の実行犯」誤報問題で、朝日新聞は2009年4月28日に、殺害された小尻知博記者(当時29)の父信克さん、妻裕子さん(49)など遺族のコメントを掲載した。信克さんは、
「案の定、作り話でした。息子の死をもてあそび、世間を騒がす手段に使うなんてひどすぎます。遺族は振り回されただけで、残ったのはむなしさと悲しみだけでした」
裕子さんは、
「読者や周りの人たちをだましておきながら『こちらがだまされた』と逃げるなんてひきょうです。売れたらよかったのですね。事件がそんなことに利用されてとても残念です」
とコメントした。