週刊誌の総選挙議席予測 自民党「復調」、民主と接戦

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いずれも、自民党の議席を大幅に上方修正

   週刊朝日(5月8日号)と週刊現代(5月2日号)は、およそ3か月ぶりに議席予測を掲載。登場したのは両誌とも前回特集と同じ評論家なのだが、いずれも、自民党の議席を大幅に上方修正しているのだ。

   具体的には、週刊朝日の2人は「220、195」「203、217」と修正。週刊現代の3人は、「208、224」「222、197」「206、213」といった具合だ。

   予測の修正幅にはバラつきがあるものの、自民党の獲得議席数が上方修正されたという点では共通している。中には、「自民30増、民主30減」という修正をした人もいる。

   この背景には、大型補正予算で工事が始まったことの効果や、民主党が事件対応にモタついたことが影響しているとみられている。

   だが、自民党に追い風が吹き始めたといっても、05年の「郵政選挙」ほどの大勝は見込めるはずはなく、3分2での衆院での再可決ができなくなる可能性が非常に高い。これまでに増して厳しい議会運営を迫られることになりそうだ。

   一方、仮に民主党が政権を取った場合でも、単独過半数の獲得は絶望的なため、社民党などの野党の協力を仰ぐ必要がでてくる。そうなると、年金・防衛問題などで、思い切った政策をとることが難しくなる可能性もありそうだ。

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