ちょこっと変えて、キレイになる「美分転換」
女性がヘアスタイルを変えたいと思うのは、どんなタイミングなのか。
「気分転換」(74.3%)がもっとも多く、「それまでの髪型に飽きたとき」(65.7%)、「髪が伸びたとき」(44.2%)、「季節の変わり目」(35.3%)、「ファッションを変えたとき」(22.5%)と続く。
一方、髪をばっさり切るよりも、長さはそのままでちょっとした変化でキレイになりたいというのが、今の女性の気分らしい。
調査でも、「髪を切り、大きくイメチェンしたい」と答えた女性は66.3%だったが、「髪の長さは変えず、ちょこっとイメチェンしたい」は88.8%に上る。プライマルによると、ちまたでちょっとしたアレンジでキレイになることは、気分転換ならぬ「美分転換」と呼ばれているという。
その良さは、なんと言っても「気軽に試せる」、「気に入らなければすぐに戻せる」というお手頃感だ。なかには「費用が安くすむ」、「時間がかからない」という意見もあった。
前出のKINGDOMは、
「長さはほとんど変えず、ポイントパーマをかけたり、前髪をアレンジしたり、というお客さまは最近増えていますよ」
と明かす。
「カラーやちょっとしたカットで印象を変えることができます。そうしたヘアスタイルの変化も楽しんでいただけるようご提案しております」(TAYA)
あちこち、いろんなサロンを試す女性がいる一方、「担当の美容師が上手」「担当の美容師が要望をよく聞いてくれるから」という理由で、行きつけのヘアサロンに長年通っている女性も意外と多い。同調査でも3年以上、1つのサロンに通っている女性は4割を占める。
ところが、そんな女性も「少しだけ変化が欲しい」「前髪だけ切りたい」というときには別のサロンを使うようだ。