「エコポイント」はどんな仕組み? 「何に使えるの」と消費者戸惑う

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

ポイントの交換方法は検討中

   期待が高まるエコポイントだが、2か月近くも前倒しになったこともあり、詳細はまだ決まっていない。

   ブログにこんな書き込みも寄せられている。

「どのようにポイントが付加され、そのポイントが何に使えるのかイマイチ良くわからない」
「問題はもらったエコポイントは何に使える、何に交換できるか?」
「下手したら、ポイント付与だけで、何にも使えなくなったりして(笑)」

   環境省環境経済課にも「ポイントを何に使えるのか」といった問い合わせや、「交換商品を見てから、買い換えを決めたい」という意見が消費者から寄せられているそうだ。

   経済産業省情報通信機器課によると、ポイントについて(1)電球型蛍光灯などの省エネ家電に換えられる(2)車よりも環境にやさしい電車を使ってもらうために、スイカのような電子マネーにチャージされる(3)リサイクル素材を使った商品に交換する、などの案が検討されている。複数の選択肢から自由に選べるという形になる。

   同課課長は、

「エコ商品に限らず、いろんなものと交換できるようになると思います。確定するのは補正予算(2900億円を計上)が通った後なので6月頃になると思うが、5月15日時点で何らかの例示はできるのではないか」

と話している。

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