ネタと分かると擁護も出る
フジテレビのこの番組を巡っては、ネット上で論議になっている。
Q&Aサイト「ヤフー知恵袋」では2009年4月20日の番組中、「8チャンネルいい加減にしろ!!」というタイトルの質問が寄せられた。「皆さんはどうおもわれましたか??」との問いかけに対し、
「誰が企画したか解らないけど出演者含めて悪ふざけがすぎる」
「正直こういう縁起でもない冗談は酷すぎるにもほどがありますよね^^;」
「半信半疑ながら泣いてしまったので『涙返して』って感じ」
と共感の声が寄せられた。
一方で、すぐにネタと分かると擁護する声もある。
「ってか、本当ならテレビ局各社ニュース速報打ってるでしょ」
「本当に桑田さんが亡くなったのならテロップ付きの録画放送ではなく生放送で報じるに決まってる」
「桑田さんのキャラも昔の音楽寅さんも知ってるファンからすれば一瞬で見抜いて楽しめましたけどね」
ところで、フジテレビでは、過去にもこんなドッキリを仕掛けたことがある。
1991年に放送されたバラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげです」でのことだ。とんねるずの木梨憲武さんが盲腸で倒れて死亡と番組内で紹介し、ネタと分かって視聴者から怒りの声が相次いだ。
今回の桑田佳祐さんのネタは、この番組を参考にしたのか。また、疑問の声が相次いでいるだけに、もう少しネタだと分かりやすい番組にすべきではなかったのか。
J-CASTニュースでは4月21日午後、こうした点について聞こうと、フジテレビなどに取材を申し込んでいる。