ヒラリー米国務長官、小池元防衛大臣も愛用
購入者は20歳代前半から30歳代前半が中心だ。また、パンツスーツなら何でもいいというワケではなく、「シルエットがきれいに出ること」が求められる。
男性用が裾に向かって幅が細くなるのに対し、女性用は裾が広がった「ブーツカット」が主流で、ヒールのある靴を履いた時に美しく見えるように計算されている。
パンツスーツの利点は何といっても動きやすいことだ。また、「デキる女に見えそう」という人もいる。ヒラリー・クリントン米国務長官や、日本では小池百合子元防衛大臣がパンツスーツ姿を披露しているのも、影響していそうだ。
最近は就職活動中の女子大生にも広がっているようで、パンツスーツ派の女子大生(22)は、
「大手商社の面接では(パンツスーツを)着ている人が結構いました」
と振り返る。
個人ブログやネットの書き込みを見ると、パンツを支持する理由は「インナーやアクセサリーで、かっこよくもセクシーにもなり、着回しが効く」というものや、「防寒対策」「ストッキングが伝線してもバレないし、足に注目されないから楽ちん」という意見もあるようだ。