台湾の中華航空機炎上事故が似たケース
実は、これと似たケースが07年にも起きている。台湾の中華航空機が07年8月20日、那覇空港(沖縄県)で炎上事故を起こし、事故機の残骸には、機体側面の「CHINA AIRLINES」という表記などが焼け残った。ところが、中華航空は翌8月21日には、社名や垂直尾翼のロゴを塗りつぶしたのだ。国交省の航空・鉄道事故調査委員会は「事故調査に影響はない」として同社の作業を許可したものの、航空関係者からは「安全性向上に取り組む方が先なのでは」などと疑問の声があがっていた(中華航空側は「国際慣例に従った」と説明)。
救助活動が行われている最中の「名前隠し」ともとれる行動なだけに、批判の声があがる可能性もありそうだ。
大洋基礎は、J-CASTニュースに対して、
「J-CASTニュースからの取材で、プレートが取り外されていたことを把握しました。調査したところ、協力会社(下請け)である「光北産業」(埼玉県新座市)の作業員が取り外したことが分かりました。取り外した時刻や経緯については、現段階では分かっていません」
と話している。