就活中の学生も「あそこはブラックっぽい」と情報交換
「J-CAST会社ウォッチ」で「私もブラック会社に入ってしまいました」という記事を09年4月1日に掲載したところ、たくさんのコメントが書き込まれた。自分が勤めている会社もブラック会社かもしれない、と思った人もいる。
「日付が変わる残業は当然、裁量労働制という名目で残業代の一切がない。手取りは20万を切るレベル。1年間で精神病院行きが1名、退職者6名。これはブラックなんでしょうか」
「私は今まで転職を8回しており全部ブラック会社でした。不動産、パチンコ屋、印刷塗料メーカー、行政書士事務所…行政書士事務所での最後の一言は『君はどこに行っても通じない』でした。会社名を挙げて2chにでも書き込みたかっです。どうしてブラック企業は潰れないのでしょうか」
一方、就活中の学生や転職者にとって、会社を選ぶ上でブラック企業をいかに見分けるかは重要だ。
就職活動中の女子大学生は、こう明かす。「面接を受けて、友達と『あそこはブラックっぽいから、やばいよ』とか情報交換しています」男子大学生も、
「就活を始める前に、2ちゃんねるの『ブラック企業リスト』を見るというのが当たり前になっています。それまで2ちゃんねるを使っていなかった人でも、見始める人が多いです」
と話し、就活中の学生の間では、かなり浸透しているようだ。