お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんが、マナーの悪さに怒って、ファンのカメラを放り投げたと明かしたことに賛否両論が起きている。そこまでしたマナーの悪さとは――。
子どもを利用して母親が執拗に撮影迫る
キンコン西野さんのブログエントリー
「アホ」「ウンコ野郎」。こんな言葉使いで一部2ちゃんねらーを罵倒してきた西野亮廣さん(28)が、その宿敵ともされるねらーから珍しくほめ言葉をもらっている。
「やべえよ西野さんまともじゃんおい」「西野さんかっけーっす」「西野嫌いだけど 今回だけは味方してやるよ」
キンコン西野さんは、苦笑いかもしれない。一部ねらーから称えられたのは、公式ブログ「西野公論」の2009年4月5日付エントリー。前日に、仲間うちでお花見をしたときのことを書いたものだ。
それによると、ほかにも花見客がたくさんいる桜の名所らしき場所で、西野さんが芸人仲間らと楽しんでいると、子どもらが「写真撮って」と近づいてきた。普段は、気さくに撮影に応じるという西野さん。しかし、今回は、認めてしまうときりがなく、仲間や隣のお年寄り客に迷惑と考えて断った。そのお詫びに、10分ぐらい子どもたちと遊んだという。
ところが、子どもらはまたちょっかいを出しに来て、なんと1人がカメラのシャッターを切ろうとした。西野さんの仲間が制止して、遠くから笑って見ていた母親に説明すると、「子どもがやったことなので知りません」。しばらくして母親が撮影依頼で近づいてきて、西野さんが断ろうと頭を下げると、母親がカメラを構えた。
これにキレたのが西野さん。「母親からカメラを取り上げて遠くに放りなげた」というのだ。もちろん、母親は怒って、「酔ってるんですかっ!」。西野さんは、思うところがあったのか、ブログでは、「なんだか、すみません」とこの話を結んでいる。
2ちゃんねるでは、西野さん賞賛の声がある一方で、この母親のマナーの悪さを指摘する声も相次いでいる。「子どもをダシに使う親多すぎ」「これは母親がDQNすぎる」などだ。