「TBSが釣れた」などと大きな話題になる
この書き込みに誘われて、4月2日の15時50分ごろ、メールアドレスの欄に「223.tbs.co.jp.2ch.net」と表示された書き込みが登場。「裏2ちゃんねる」にアクセスしようとした利用者が、自分のホスト名を公開してしまったのだ。「.tbs.co.jp」とは、TBSのホスト名で、この書き込みは、TBSのネットワーク内から行われたことが確実だ。つまり、TBS関係者が「裏2ちゃんねる」にアクセスして、「先生を流産させる会」についての情報を得ようとしていた可能性が極めて高い。
3月31日には。朝日新聞社の社員が社内PCから2ちゃんねるに被差別部落や精神疾患への差別を助長する書き込みをしていたことが明らかになり、同社が謝罪したばかり。このケースでは、この社員が意味不明な書き込みを繰り返していたことから、掲示板の運営を妨害する行為だとして、「2ちゃんねる」運営側が朝日新聞社からの書き込みを規制することを明らかにするという異例の事態に発展していた。その直後の出来事なだけに、2ちゃんねる上では
「朝日といいTBSといい馬鹿すぎ」
「TBSが釣れた」
などと大きな話題になっている。
これら2社以外にも、日本テレビの誤報事件では、ネット上の仲介サイトで、取材協力者や情報提供者を募集していたことが明らかになったばかり。大手メディアとネットとの距離感が、改めて問われることになりそうだ。