失職寸前の阿久根「ブログ市長」 市民から「支持」の声が続出

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市長は再出馬に意欲?

   なお、竹原市長は、対話集会の主催者から、事前に

「仮に出席したとしても、発言は認めない」

などと伝えられていたといい、

「行きたくもなかったし、体調が悪かった」

として欠席。今後想定される出直し選については

「不信任案が可決されてみないと分かりませんが、頑張ります。出ないと(出馬しないと)しょうがないでしょう」

と、一応の再出馬の意欲を見せている。

   なお、ブログの内容が議論になることが多い竹原市長だが、09年3月31日の書き込みでは、04年の九州新幹線部分開業を機にJR九州から経営を移管されて誕生した第3セクターの「肥薩おれんじ鉄道」(熊本県八代市)の経営状態に矛先を向けている。

「JR九州が10年間に限り人件費の半分を出すことになっている。あと5年程だ。5年後にはJRが手を引き、破綻が決定的になる。早く手を打てば苦しみも少なくて済む」

と、赤字続きの同鉄道が経営破綻した場合、自治体の負担が増大することを懸念している様子だ。なお、九州新幹線の駅は阿久根市には設けられず、新幹線開業が阿久根市の衰退に拍車をかけたとされる。

   竹原市長は、

「経営センスのあるJRが、経営センスのない政治家に赤字路線を押しつけたようなもの。JRにすれば、赤子の手をひねるようなものでしょう」

と憤る。同鉄道は、阿久根市内に駅がある唯一の鉄道路線なのだが、

「鉄道がなければ車で移動すればいいでしょう。個人的には、代替バスに補助金でも出した方が安上がりになると思いますけどね」

と、路線の存在意義に疑問を呈していた。

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