今春NHKに入局予定の東大卒アナウンサー小正裕佳子さんが早くも話題になっている。ネット掲示板には「きれい」「美人すぎる」などと書き込まれ、「超大型新人」とも期待されている。いったい、どんな人なのか。
ミス東大に選ばれた才色兼備
小正裕佳子さんは兵庫県出身、1983年生まれの25歳。高校から一浪した後、東京大学理科二類に入学した。2007年に医学部健康科学・看護学科を卒業後、大学院医学系研究科に進んだ秀才だ。
しかも、入学後の2003年、「ミス東大」に選ばれた美貌の持ち主でもある。ミスキャンパスの日本一を決める「ミスオブミスキャンパス」でもグランプリに輝いているし、2008年には「ミスインターナショナル日本代表選出大会」にも出場した。講談社の雑誌『KING』では読者モデルもつとめ、人気も上々だった。
なお、大学時代には東大弁論部にも所属。1回生のときには「東京大学総長杯争奪全国学生弁論大会」にも出場し、3位に入賞。かたや、バスケットボールのサークルではアクティブに活動するなど、まさに才色兼備だ。
そのほか、テレビやラジオにも出演経験がある。文化放送のラジオ番組「くにまるワイドごぜんさま~(07年4月6日~08年9月26日担当)」、日本テレビのクイズ番組「頭脳バトルBRAIN-X(01年10月6日~04年3月27日放送)」では一つのコーナーを受け持っていたことから、「しゃべり」の実力も十分そうだ。
配属は2か月ほどの研修を経て決まる
そんな小正さんが2009年4月から、NHKアナウンサーになる。日刊ゲンダイが09年3月7日、「超大型新人女子アナ」として彼女を取り上げたところ、記事配信を受けている楽天インフォシークの週間キーワードランキング(2009年3月10日~3月16日)では、女性有名人の中では最も検索され、注目された。
個人のブログやネット掲示板では、「美しすぎると話題の小正裕佳子さんを見てみたんですが、確かにこの人は綺麗かも」「・・・確かに美人ですね。この美貌で東大の大学院・・・。非の打ち所がないですね」「美人だよね。クォーターか何かなのかな?」などと書き込まれ、にぎわっている。
ところで、小正裕佳子さんは実際、どんな人なのか。彼女が学生時代に所属をしていた、女子大生向けコミュニティーサイト「キャンパスパーク」を運営するナレッジパークの当時のマネージャーによると、「キレイだけど全く気取っていない人」という。
「以前は医療系の問題について関心があり、アナウンサーに受かる前はそちらの道も真剣に考えていたみたいです。とてもマジメですが、関西弁でギャグを言うオチャメなところもあります。知的で好印象を与えるので、NHKのキャスターにはとても向いていると思います」
一方、東京大学のある知人はこう話す。
「別の民放にもアナ職として受かっていたそうですが、研修の時に『雰囲気が違う』と辞退して、NHKを選んだそうです。また、勉強熱心で、NHK入局後も、論文だけで学位が取れる博士課程の研究を続けるみたいですよ」
いずれにしろ、よく気がつく、物事を真剣に考える、という点では一致していた。
ちなみに、NHK広報は「まだ入局していない以上、個人情報については答えられない。一般的に配属は、入局後2か月ほどの研修を経て決まります」とのことだった。テレビ画面で小正さんがみられるのは、もう少し先になりそうだ。