37万円は安い、それとも高い?
4℃のソリテアタイプ(2009年モデル)は、プラチナの土台に0.25カラットのダイヤがついたものが33万6000円。同じ大きさのダイヤに、アーム部分に小さなダイヤが埋め込まれたものが37万8000円。
また、エンゲージリングは「プラチナ」や「ホワイトゴールド」といった白い金属を土台にすることが常識だったが、最近はイエローゴールド、ピンクゴールドを使用したタイプもある。4℃ではイエローゴールドに0.20カラットのダイヤがついた指輪を17万8500円、ピンクゴールドも同じ値段で販売している。価格は公式ページを参照した。
このあたりが、平均予算の37万円で買えるラインだ。
「37万円は高い」と感じる人もいるようだ。
「Yahoo!知恵袋」に09年2月7日、こんな書き込みがあった。近々婚約指輪を買いに行くという女性は、前出の「ゼクシイ」調査で37万円が平均予算であるという記事を受けて、戸惑っている。
「彼は好きなものを選んでほしいと言ってくれてるのですが、
これからいろいろとお金もかかるだろうから、
あまり無理をさせたくないです」
ある回答者は、
「私の場合は結婚式、婚約指輪、結納は安く抑えて
結婚指輪は2人が気に入った物、
新婚旅行をその分、贅沢にしましたよ」
とアドバイスしている。
また、婚約指輪と結婚指輪を兼用する人もいるようだ。
「クラシックな立て爪のダイヤリングなんかにも憧れましたが・・・実際つけるトコないな~と思い、結婚&婚約兼用指輪ということで一からデザイナーさんと話ながら形を決めて行きました」
婚約指輪にお金をかけて欲しくない、と考える女性は結構いるようだ。
一方、37万円では満足しない女性も少なからずいる。
「予算が足りないからといって安く済ませようとする気持ちが理解できません。婚約指輪を頂くのは一生に1度なのですから、一緒に選べる場合は本当に欲しいものにするべきです。予算が足りないなら、貯めるまで結婚をしない、裏を返せば、それだけの思い、覚悟を持ってするものではないですか。とにかく、妥協なんてしたら、お互いに後で絶対、後悔すると思いますよ」
都内の会社に勤める30歳女性の感想だ。