「価格は他店より安くなかった」 ここまでやるかイオン異例の「反省」

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数々の値下げ策を打ち出しているイトーヨーカドー

   現行5000品目展開しているプライベートブランド(PB)「ベストプライス by トップバリュ」のうち、34%にあたる1700品目を、ナショナルブランド商品(NB)についても、食品を中心に3400品目を安くする。値下げで顧客をつなぎとめる狙いだ。

   平均値下げ率は衣料品35%、食品20%、住居余暇関連35%。例えば、「伊藤園おーいお茶緑茶」(2000mL)は198円から168円に、「花王エコナクッキングオイル」(600g)は730円から488円に、「明治乳業北海道十勝ヨーグルト」(85g×4)は218円から148円に下げる、など。

   国内外から原料、商品を一括購入し、コストを削減するなどの方策で値下げを可能にした、と同社では説明している。

   イトーヨーカドーも、3月18日から衣料品や食料品など合計2600品目の価格を改定した。内訳は衣料品1500品目(平均値下げ率30%)、住まいの品1000品目(27%)、食料品100品目(15%)。最低1年間は値下げ価格を維持する。

   同社はこれまでも、衣料品、ランドセルなどの進学用品、寝具などを購入すると、最大30%をキャッシュバックするキャンペーンを09年2月28日から3月3日まで行うなど、数々の値下げ策を打ち出している。

   ただ、イオンも値下げを発表したことについては、

「他社と値下げ競争する気はありません。お客さまのニーズやマーケットの変化を見て、随時価格を見直していきます」

としている。

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