配給会社「前売り券の売れ行き絶好調」
かなり低い評価だが、書き込んだ人たちは、昔からの「ドラゴンボール」ファンで、自分達が見てきたマンガやアニメが、そのまま実写になると期待していたように受けとれる。そのため、
「原作のファンでない人から見れば、それなりに見応えのある映画かもしれない」
「過程やキャラクターは別物で、オリジナルと思ったほうが違和感はありません」
といった感想も出ている。
この映画を配給する20世紀フォックスジャパンによると、09年3月10日に行ったプレミアム試写会には6000人以上のファンが訪れ、相当な盛り上がりを見せた、という。同社宣伝部は、
「映画に原作の名前を付け、登場人物の名前も同じですが、ハリウッドの『別次元の作品』として訴求してきました」
と説明する。その結果、心配された原作との違いについて「あら探し」する人も少なく、原作を知っている人も知らない人も楽しんでもらえた、と話している。前売り券は08年12月から発売しているが売れ行きが非常に良く、今後、全国で最低でも500スクリーンで上映することになるのだそうだ。