キャラクターに引きつけるものがあって協力者、応援者が多い
加護さんは、アイドルグループ「モーニング娘。」に2000年に最年少で加入。卒業後も辻希美さんとともに新ユニットを結成し、人気を集めた。ところが06年2月、当時未成年だった加護さんは週刊誌「FRIDAY」にレストランでたばこを吸っていたと報じられ、所属事務所から謹慎処分を言い渡される。復帰が待ち望まれたが、07年3月に再度、「週刊現代」に喫煙が報じられた。事務所が本人に確認したところ事実であることがわかり、解雇される。
芸能界を引退するのではないか、とも言われたが、08年4月に携帯サイトのインタビューに応じ、1年ぶりに姿を見せた。事務所を解雇された直後に「リストカット」をしたことを告白するなど、アイドルらしからぬ言動が話題を呼ぶ。最近は、俳優の水元秀二郎さん(33)との不倫疑惑も浮上するなど、お騒がせぶりは復帰後も変わらないようだ。
にもかかわらず、人気を集めている理由について、新潮社の関係者は、
「タレント本人が、どんなにがんばっても、事務所や関係者の協力がなければ、仕事には結びつきません。加護さんの場合、キャラクター(人間性)に引きつけるものがあるようで、協力者や応援者が多いんです」
と明かす。
09年4月には加護さんが出演している香港映画「カンフーシェフ」が公開される。それに向けてインタビューも目白押しだ。
「立て続けに露出するのはよくない、という事務所の意向から、(映画のPR以外は)少し控えるようです。公開後に、(加護さんの)新しい企画がいろいろ出てくると思われます」