元「モーニング娘。」でタレントの加護亜依さん(21)が大胆なセミヌードを披露した写真集が発売から1週間で完売した。関連DVDも売れて「シリーズ最高」となりそうだという。加護さんと言えば、未成年で喫煙したり、リストカットを告白したり、最近は不倫騒動が報じられるなど、何かとお騒がせのタレント。にもかかわらず、人気を呼んでいる理由は何なのだろうか。
売れすぎて、異例の「補足版」を販売
2009年1月23日に発売された写真集「月刊 加護亜依」(新潮社)が1週間で完売した。ベッドに横たわりセミヌードを披露するなど、「モー娘。」時代とはまったく違った「大人」の表情が楽しめる内容だ。
同シリーズには女優の永作博美さんや、篠原涼子さんも過去に登場している。通常、初版は3万部だが、加護さんの場合、前評判が良かったことから、4万部を用意。にもかかわらず、「買いそびれた」という人も多く、増刷の要望が殺到した。
増刷しないと決めていたため、急きょ、異例の補足版「月刊 加護亜依 SUPER REMIX」を3月5日に発売したところ、1週間で1万7500部売れた。過激すぎるとボツになった写真も盛り込まれた。
「月刊 加護亜依」と連動した、同名のDVD(販売元イーネット・フロンティア)も売れている。2月20日の発売から1週間で3500枚が売れ、3月2日付オリコンDVDランキング、アイドル・イメージ部門で1位を獲得した。加護さんが女優に扮したオリジナルのショートムービー「マリオネット」や、写真集撮影時のメイキング&オフショット映像が収録されている。
イーネット・フロンティアの担当者は、
「今でも売れ続け、5000枚はいっています。このままの勢いなら、シリーズ最高を記録することは間違いない」
と期待を語る。
同日から、ローソンで限定発売しているDVD「密着 加護亜依」も、「5000枚売れた」(担当者)。こちらは写真集のメイキング映像が主で、両方買っていく人もいるようだ。
「購入者はモーニング娘。時代からの固定ファンが大多数を占めていると思います。土台ができていたので売りやすかったです。モー娘。のDVDは万単位で売れますからね」