コンセプトは無常観で、危うさを表現
出崎監督は、作品のコンセプトについて
「コンセプトは無常観。すべてが夢だったかもしれないし、現実かもしれない。ふと風が吹くと消えてしまうような危うさを表現したかった」(09年1月20日、東京新聞)
としており、これを支持する声も根強いようだ。例えば読売新聞の投書欄(2月23日)には、45歳主婦による
「幻想的でゆったりした動きのアニメーションと、ささやくようなナレーションに心が洗われます。エンディングの歌もすてきで、いつまでも余韻にひたっていられるようです」
との投稿も掲載されている。
テレビでの放送は全11回シリーズで、現段階では、第8回目まで放送されている。今後のストーリー展開に注目が集まりそうだ。