贈り物は一切受けとらない「真面目さ」
また、小沢氏が辞任した場合、後継代表として望ましい議員を聞いたところ、
「名前を挙げた回答の中では、岡田克也副代表が6府県で最も多く、鳩山幹事長、菅代表代行、長妻昭政調会長代理との意見も出た」
としている。
岡田副代表は、1953年7月三重県四日市市生まれ。父親はイオンの創業者で、名誉会長相談役の岡田卓也氏だ。
東大法学部を卒業後、旧通産省入省。36歳で衆院議員に初当選し、現在当選6回目。92年政治改革の実現を唱えて自民党を離党。98年の民主党結成後は政調会長、幹事長などを歴任し、2004年5月から05年9月まで代表を務めた。
役人出身で政策通であることから、「真面目」「堅物」というのが通り相場。また、中元、歳暮も含め贈り物は一切受けとらない、というのは有名な話だ。