「日本でiPhoneが売れない理由」 専門家コメントはねつ造だった

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

根幹部分は「基本的に正しい」として記事は削除されず

   この2人の抗議行動がネットで注目され、「Wired」には読者から多くの批判が寄せられた。現在、この記事は修正され、該当記事の下に林さん、平田さん、読者への「謝罪文」が掲載されている。「謝罪文」には、

「ジャーナリズムの世界では過去の記事や声明からコメントを引用することはよくあることだが、今回はそれを取り間違えた」

としている。また、多くの読者から間違いの指摘や批判が来たことに感謝している、とも書いている。

   ただし、この記事は削除されなかった。削除しない理由は、記事の根幹部分については「基本的に正しい」と考えているためで、

「iPhoneが日本で売れていない証拠を持っている」

としている。その「証拠」というのは、iPhoneの仕様やデザインは、日本人には馴染みにくいからだという。

   記事にあるように、日本でiPhoneは本当に売れていないのか。ソフトバンクにJ-CASTニュースが問い合わせたところ、同社広報は販売台数の公表はしていないが、

「売れていないなどと私達は全く感じていません」

と反論した。「0円キャンペーン」については、iPhoneの素晴らしさを1人でも多くの人に知ってもらうため、としている。

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