小林製薬が2009年2月24日に発表した「09年花粉症対策実態調査」によると、花粉症に悩む人の8割が今シーズンの対策費として、08年と同額かそれ以上を見込んでいることがわかった。09年1月下旬に「花粉症」に苦しむ男女800人にインターネットでアンケート調査した。
それによると、09年の花粉症対策の出費が08.年より「増える」との回答は23%、「変わらない」との回答は62%だった。毎年の平均出費額としては、全体の約6割が「5000円未満」と答えている一方で、「1万円以上」との回答も14%あった。不況でも対策費を減らせない花粉症の「切実さ」がうかがえる結果となっている。