高速で時速200キロ 「速さ自慢」がはびこる理由 

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リミッター解除キットは1万円を切る値段?

   以前「走り屋」をしていたという男性に話を聞いた。

   リミッターの解除キットは、競技車用のものがインターネットなどで「1万円を切る値段で簡単に入手できる」。「車の知識がなくても誰でも設定できる簡単なもの」なのだそうだ。車種については、「最近は日本車のほうが速く、計算上は時速400キロ以上出る車もある」。19歳の少年が捕まった自動速度取り締まり装置に関しては、「(走り屋は)走る場所が決まっているので、装置の場所を覚えていて、直前で減速する」そうだ。

   ちなみにこの男性は、時速200キロ前半では「タバコに火をつけるくらいの余裕はある」が、時速250キロを超えると「びびって逆に冷静になる」と話していた。

   警察庁の調べによると、2008年に最高速度を「50キロ以上」超過した違反件数は3万1334件。また、違反点数は12点付加され、6か月以下の懲役(過失の場合は3か月以下の禁錮)又は10万円以下の罰金が課せられるという。 

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