作家の岩上安身さん「すごく今見えていますよ」
もちろん、レーシック手術については、ネット上などでは、有名人も含めて成功体験談がたくさん出ている。
フジテレビ系で2009年2月26日放送の「とくダネ!」では、ノンフィクション作家の岩上安身さんが、08年末に手術を受けたことを明かし、「すごく今見えていますよ」とそのメリットを強調した。
岩上さんは、手術の前に、病院について調べ、友人らから体験談を聞いた。そして、かかった病院では、事前に検査を複数回受け、眼科医によく説明してもらい、感染症の薬も点眼したという。
ただ、これだけ手間と時間をかける手術だったため、費用は50万円弱もかかったというのだ。これは、日本では、最も高額レベルのレーシック手術になる。「(銀座眼科のような)即日手術は、考えられません。術前術後にどれだけ丁寧かが、いい医者を選ぶポイントになってきます」。
もっとも、費用をかければいいわけでもないようだ。
東京・新宿のクリニックで、レーシック手術を受けた会社員女性(36)は、こう語る。
「病院では、21万円もする一番高いコースを勧められました。でも、雑誌を読んだり、体験した友人に聞いたりなどして、値段ほど差がないということが分かりました。使う機械が違って最新型だと言われても、本当のところは分かりません。私は、両眼で14万円のコースを選びましたが、それで十分でした」
確かに、手術は、流れ作業、ジェットコースターみたいだとも感じた。しかし、大手はみなそうであることが調べて分かり、手術から1年ほど経ったが、今は両眼ともに1.5をキープしている。「なんでもっと早くやらなかったんだろうと思いました」。
この女性は、複数の友人に聞いたり、実際にクリニックに行ったりしたのがよかったという。結局、自分の目と足で安全性を確かめるしかなさそうだ。