就職・就農ガイダンスが全国で行われ、多くの参加者が詰めかけている。
滋賀県では2009年2月21日、県農政課が主催した「農の就業相談会」が行われ、120人が参加した。主に農業法人への就職ガイダンスで、就農相談のブースも設けた。農政課の担当者によると、参加者からは切迫感が感じられたといい、「1回では十分ではないので、今後も根気よく続けていきたい」と話す。
一方、群馬県でも2月22日、JA群馬中央会などが主催した「JAグループ群馬就職就農ガイダンス」におよそ600人が詰めかけた。JA・JAグループや関係団体企業や、農業法人就職に関しての求人内容の説明をしたケースがほとんどで、新規の就農希望者は30人ほどだったという。新卒採用を希望する学生や派遣の仕事を失った人が参加し、中には、日系ブラジル人やペルー人の姿もあった。
また、大阪でも2月22日、農業を仕事としたい人に情報提供する「新・農業人フェア」を開催。1400人以上が訪れ、農業法人への就職ガイダンスを行っている。