親指使いすぎで発症「ドケルバン病」 ケータイやゲームが原因なのか

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昔は1秒間に何連打、というゲームもあった

   複数の専門家によると、楽器を演奏する人やスポーツマンなどにも多く見られ、

「具体的な調査はないが、携帯やパソコンなどの影響も大きくなっていると言われています。親指を動かすことが多いですから」

と指摘する。

   何か対策は取られているのだろうか。NTTドコモの場合、携帯電話について直接的な対策は特にしていない。ただ、同社広報はJ-CASTニュースに対し、

「各メーカーは使いやすさや押しやすさを追求している。『タッチパネル式』の携帯電話など、結果的に負担が軽減されているということはあるだろう」

と話す。

   また任天堂の広報によると、ゲームは「生活必需品」ではないため、ユーザーの厳しい目が向けられている、と捉え、

「快適に使っていただけるように、あらゆる角度からハード面での工夫と、ソフト面での注意喚起を行っています」
「携帯電話やパソコンも同じように、究極的には『使いすぎ』は良くないということです」

と話している。ゲームの内容についても、

「昔は1秒間に何連打、というようなゲームもありましたが、今では『書く』、『声を出す』、『振る』など、ゲーム自体が変わってきていますからね」

といい、結果として手指の負担軽減につながっている、という見方だ。

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