「中高年もネットへの抵抗ありません」
「金利設定もありますが、商品性が評価されたのだと思います」と、広報担当者は胸を張る。同行の住宅ローンには、8疾病保障を無料で付保するサービスもある。
住宅ローンに疾病保障を付保するサービスは、最近の住宅ローンの「流行」だが、利用できる条件が上限40歳代から50歳代だったり、借り換えには利用できなかったりと厳しい。住信SBIネット銀行では、この条件を上限65歳以下に緩和、借り換えニーズにも対応。それによって、すでに他行で住宅ローンを借りている中高年の利用が増えたとしている。
「借り換えキャンペーン」を展開したこともあるが、住宅を購入する新規利用者と借り換え利用との割合は「ほぼ半分です」と明かす。
「フィナンシャルプランナーなどに返済の見直しについて相談したり、ネットの価格サイトをみて金利を比べたりする利用者は少なくないようです。中高年もネットへの抵抗はありません」(広報担当者)。こうした「口コミ効果」を好調の要因にあげている。