「本物の動画に、何者かが、いたずらで字幕をかぶせたのでは」
もっとも、この動画は
「過去に発表されたビンラディン容疑者の本物の動画に、何者かが、いたずらで字幕をかぶせたのでは」
との見方が有力だ。
実際、地元紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」によると、求人を出したクイーンズランド州観光公社は、
「応募内容にはクリエイティブさを発揮して欲しいですが、選考に残りたいのであれば『適切な内容であること』という選考基準を満たしている必要があります」
とした上で、
「ウェブサイト経由で『オサマ・ビンラディン』の応募がありましたが、内容が適切ではないということで不採用になりました」
と明かしている。さらに、公共放送のABCによると、クイーンズランド州のボイル観光相は、
「ジョークを飛ばそうとする人もいるでしょうが、時々『行き過ぎ』もあって、それは余り面白くありません」
と、不快感を示してもいる。
応募の締め切りは2月22日23時29分(世界標準時、日本標準時では2月23日8時29分)で、まだ2週間近くある。今後、どんな応募があるのか、注目が集まりそうだ。