中国経済「回復の兆し」説  どこまで本物だろうか

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本格的回復は09年の下半期という見方

   自動車だけでなく、中国の発電量にも変化が出ていた。12月の華潤電力の発電量は、10月、11月の続落から抜け出して、昨年同期より1.1%増に転じた。1月6日のロイター通信によると、08年12月の中国の発電量は昨年同期より3%増だったという。

   ただ、中国経済が本格的に回復するのは09年の下半期という見方の方が多い。政府関係の隔週刊である『中国経済情報』誌の顔志剛編集長は、J-CASTの取材に答えて、

「2008年11月に中国政府は経済刺激策として4兆元の投資を決めた。地方政府もそれぞれの刺激策を講じた。それは09年の第一四半期に設備などの購入リストが決まり、実際に生産に入るのは第二四半期で、市場にその経済刺激策の効果が出るのは、どうしても今年の下半期になるのではないか」

と分析する。

(J-CAST 北京)

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