2009年度のミス日本に選ばれたのは、17歳でなんと現役女子高生。平成生まれのミス日本誕生というだけでも驚きだが、更に、彼女の将来の夢は経済ジャーナリストなのだという。
100年に一度の不況だから「経済ジャーナリスト」
09年1月26日に行われたミス日本グランプリ決定コンテストで、東京都出身で高校2年生の宮田麻里乃さん(17)がグランプリに輝いた。綾瀬はるか似の和風美人で、各メディアが報じたところによると、高校では科学部に所属。将来は大学で経済を学び、経済ジャーナリストになりたいのだそうだ。
28日に放送された「スーパーモーニング」(テレビ朝日系)に出演した際には、
「今、100年に一度の不況と言われる時代なので、社会の中心である経済に興味はあったのですが、(経済に関する)深い知識を私も得られたらと思い、真剣に考え始めるようになりました」
と語り、読書感想文のために読んでいるという書籍『景気ってなんだろう』(岩田規久男著)を紹介している。岩田規久男氏は学習院大学の経済学教授で、金融論や経済政策が専門だ。同番組に出演していた経済ジャーナリストの森永卓郎氏によると、岩田氏は金融政策で日銀と戦い続け、世間では「異端」と認識されているのだそう。相当「マニアック」な趣味だという。
また、授賞式で報道陣に麻生首相の評価を聞かれ、
「周りが協力して総理大臣のためにプロの方々が集まっていけば社会がよくなると思います」
としっかり応えるなど、早くも経済ジャーナリストの片鱗を見せている。なにはともあれ、まだ17歳。女子高生ミス日本の将来に期待だ。